看護師にまつわる噂のウソホント | 看護師求人の『ナースnet』

看護師にまつわる噂のウソホント

若い研修医ばかりあさる看護師

私が総合病院で働いていたとき。大きい病院なので、何ヵ月毎に研修医がそれぞれの病棟に配属されてきます。何人もいれば一人のときもあります。もちろん女医の場合もあります。その情報は大体、年配の部長クラスの医師から「来週から~の病院からくるよ」と言う具合で入ってきます。そして、詳しくは師長が知っているのです。だからスタッフは、きちんとした情報はあまり分からず、配属されてきてから分かることが多いのです。

それなのに、やたらと詳しい看護師が1名いました。その当時は私の5つ上の先輩で26歳の独身の看護師でした。どこからくるとか、どのくらい病棟にいるのか、専門職はなんなのか、年齢と性別、性格までも知っているのです。師長に聞いていたのか、部長医師に聞いたのかは分かりません。そして、自分の条件にあった男性研修医が顔見せにきて、好みだった場合は、女性特有の声が変わったり、態度が急変したりします。

スタッフは、またか、くらいにしか感じないほど、毎回のようにそのようなことが繰り返されます。もし、自分の好みの男性研修医でないときは、すごく機嫌が悪くなるのです。そして、スタッフにも厳しくなり、いわゆる八つ当たりがきます。好みの研修医には、必ず一緒に処置を回れるような勤務体制にしていました。26歳になると、その病院ではもう上の方の看護師であったため、何でも許されているような状態でした。

リーダーをやれば、夜勤中の患者さんの状態を医師に一対一で申し送りが出来るのです。なので、いつもは嫌がりやらないリーダー業務を日勤のたびにするようになっていました。もちろんそうなると、研修医に顔を覚えてもらえるのが早いのです。優しく接すれば、なんて優しい看護師なのだろう、と思われていくわけです。そうなると、もう彼女の手に1歩入り込んだ状態になるわけです。

そして、研修医が入ればもちろん1ヶ月だけでも歓迎会が行われます。いつもは参加もしないような看護師までもが、出席します。もちろん研修医を狙っているわけではありません。彼女の研修医への猛アタックを見たいのです。隣に座り、お酒を注ぎ、ボディタッチをして酔ったふりをすれば、ほとんどの研修医は落ちてしまうのです。なぜなら、彼女は綺麗な容姿をしているのです。その猛アタックと研修医が落ちるところを見逃すわけには、いかないのです。

翌日にはその話題で、病棟が盛り上がるからです。そして、普段の彼女と研修医の態度が変わります。そうなると、もう落としたということになるのです。でも、彼女は研修医を落としても研修医が他の病院に移ってしまえば、もうそこで終わりなのです。新しい研修医をまた狙うのです。1度だけ、彼女に落ちない研修医がいました。それは、研修医の方が若い看護師の方を気に入ってしまったからです。そうなると、若い看護師は、彼女から嫌味を言われ、何かにつけて注意をされるのです。その若い看護師は耐えられず、他の病棟に移ってしまいました。その彼女が結婚したという噂は今もありません。

医者との不倫を楽しむ看護師

看護師を続けていると、色々な噂を耳にします。その中でも誰と誰が付き合っているとか不倫をしているとかが多いです。付き合っているのは、特に興味はありません。だいたいが同じ病棟ではないので、相手の方の名前は知っていても顔が分からないからです。

不倫は違います。病棟には、必ず医師はきます。違う科であっても、不倫相手がいるとなると、必ず顔出しを無意味にしてくるからです。その駆け引きみたいな場が楽しいのです。しかし、そのような不倫も奥さんが病院にいないので、明らかに不倫しているのが、分かるのです。噂の通りだったと思う人たちもいれば、もしかしてこの二人は、出来ている?と後から分かる人たちといっぱいいました。

それだけ病院内は、不倫がオープンに行われていました。ばれても構わない状態でいちゃつくのです。こっちが目をそらしてしまいたくなるほどです。もちろん、飲み会なのでは、違う病棟なのに、相手の医師が参加して、酒の力を借りてまさにカップルそのもの状態の場合もありました。しかし、医師は確実にもてるようなタイプではないのです。それは、やはり看護師からしたら、お金が目当てなのでしょうか?私には分かりませんが、「スリルを味わっているのかもね」と先輩看護師に言われたことがあります。

そして、私が知っている中で15年不倫関係を続けている人たちがいました。もちろん医師には奥さんがいて、看護師にもご主人がいました。なぜ、そんなに長い間の不倫を続けているのか、そんなに魅力的な相手同士なのか。そんな矢先に医師の奥さんに不倫がばれたという噂を聞いたのです。しかも15年とは言わず、つい最近に付き合いだしたから、深い関係はないと言ったみたいです。すぐに別れるからと言ったみたいですが、その後も彼らは付き合っていました。

奥さんから医師を奪う気持ちはなく、自分の家庭も壊したくないと自分勝手な二人でしたが、私がやめるときにも、まだお互いは不倫関係を続けていました。今はどうなっているのかは、分かりません。ただ、私の知らない所でも、色々な不倫は継続されていると思います。長期療養型では、不倫などの噂は一切聞きませんが、総合病院では不倫は多いです。

こんなに働いても給料これだけ?

総合病院で、1年目は夜勤がないので、基本給は15万円。それでも、普通のOLさんとかに比べれば良い方だったとおもいます。しかし、私の場合は都立に地方公務員にあたるので、まだ給料は良い方でした。1年毎に昇給があって、3年目には基本給は25万にはなっていたかと思います。

夜勤手当もその当時は分かりませんでしたが、安い方だったと思います。3交代、1ヶ月に8~9回あって30万はいきませんでした。ただ、寮に入所していたので、生活費は貯金ができました。ただ、さすがに地方公務員。ボーナスは良かったのではないかと思います。

私は他の病院では、長期療養型しか知りませんが明らかに違いすぎました。総合病院の当時、夏のボーナスで50万、冬に70万はいきました。そして3月にも調整手当て、特別金なるものがあって、30万ほど頂いていたのを覚えています。年数を重ねていけば行くほど、ボーナスは確実に毎年上がっていきました。なので、忙しくても辞めたくなっても、辞められないということが事実です。

結局私は、総合病院で働いているときに結婚し、妊娠したため、忙しい病院では育児とは両立できないと退職しましたが、結婚していなければ、まだまだあの総合病院にいたかもしれません。

長期療養型病院では、まず、正看護師と准看護師の給料の違いがありました。そして、今までの経験年数と経験場所の病院と経験した科によって、また更に給料が変わっていたのです。私は正看護師10年、総合病院勤務、科は色々回ってきました。それでも、基本給は21万程度。しかし、正看護師手当てというものが別に38000円つきました。

私は、子供がまだ小さかったので、日勤業務だけの仕事をしていました。手当金がついても色々と引かれて20万行くか行かないかの毎月でした。しかし、仕事量などを比べると明らかに長期療養型病院の方が身体には楽でした。そして時間で帰ることができるのです。どっちが良いのかは分かりません。

そして、子供が大きくなってから、長期療養型でも夜勤を1ヶ月に2~3回始めました。2交代制で16時間の夜勤手当は、正看護師は27,000円。准看護師は、20,000円。ケアワーカーにいたっては、5,800円なのです。いかに、今まで頑張って正看護師になったのを嬉しいと感じた一瞬でした。

本当は立ちっぱなしの仕事ではない

総合病院と長期療養型の違いがあまりないのが、忙しい総合病院でも座っている時間はかなりありました。もちろん、患者さんの容態が悪い日や手術が多い日は、普段よりかは、座る時間は少なくはなりますが、実際のところ、カルテ書きや、患者さんの状態把握のための情報収集をする場合は座って行います。

申し送りも椅子で座っています。患者さんの容態を昼に午前中の分をスタッフに報告する、昼間のカンファレンスという時間も約30分以上は座って行います。カルテを書くときも、何名か受け持った患者さんのことを書きますので、最低でも30分、長いと1時間は座っていられます。

立ちっぱなしというと、その場で立ち尽くすというイメージでとらえがちですが、私達看護師は、常に歩いているのですから、立ち尽くすことはありません。患者さんの話を聞くときも、立ったままでは行いません。患者さんの目と同じ高さで話をしますので、寝たきりの患者さんと話すときは座りこみ、もしくは、話が説明や指導などの話が長くなる時には、椅子を持参してきちんと座って対応します。

いくらか、総合病院の方が座っている時間は少ないのですが、長期療養型では、ほとんどが座っていると思ってもいいかもしれません。看護師の仕事は、血圧や体温、脈を測り(以下バイタル測定)、体調に変化がないかを話す程度なのです。長期療養型の患者さんは特に手術をするわけでもありませんから、日常生活に変化がないのです。だから、バイタルを測ればもうカルテを書くといった具合です。しいて言えば、お風呂介助のときや、検査に送り出すといったときに動くくらいでした。

他のスタッフは、入浴介助はとても疲れるし、足がパンパンになると言っていましたが、総合病院で仕事をしてきた私にとっては、長期療養型の患者さんの入浴介助は、特に疲れもなく、気分転換くらいにしか、感じませんでした。感じ方は人それぞれですが。なので、長期療養型では、足が疲れたり、浮腫んだりすることは少なかったのです。とても身体は楽でした。よく立ちっぱなしの仕事と思われがちですが、実際はそれほどでもないんです。

総合病院を経験しておくと後が楽

私は、以前のページでも述べているように、総合病院に10年間勤務してきました。色々な科に移動となり、始めはとても不安なことが多かったのは事実です。しかし、後からそのことが自分の実になっていることが分かりました。

はじめは混合外科でした。1つの病棟に4科あるのです。そのため、覚えることも4倍なのです。手術も1つの科には、何種類もあり、その手術前のケアや後のケアもそれぞれ違います。そして成人病院とは違い、老人専門病院では手術後の患者さんは不穏(年を取るにつれ麻酔、手術により、自分自身が分からなくなり、ボケに似たような症状が一過性に出ること)になりやすいのです。そのため、手術直後の夜勤はとても大変です。

一つ例を出しますと、泌尿器で手術をした患者さん。点滴も24時間、血圧を上げる薬も24時間。尿の管を挿入して、酸素もしており絶対安静なのですが、夜勤の巡視中に(1時間に1回患者さんの見回りをすること)、手術後の患者さんの部屋に入るとカーテン越しに立ち上がっていたのです。そして、慌ててカーテンを開けると、そのまま飛び込み台から落ちるようにベッドから、ジャンプしたのです。そして、頭を強く打ち、CTの結果、硬膜外出血になり、緊急手術となりました。患者さんが悪いわけではありません。すべて医療者側の責任になります。

その後は内科に移動になります。内科になると、一気に仕事の内容も変わります。患者さんの指導がメインになるのです。退院後の生活や、食事の指導がほとんどでした。老人は一人でお風呂に入るのも危険です。滑って転んだりするのです。成人病院とは違い、一人で入ってきて、とは言えないのです。全て見守り、必要なら手を貸す。何も起こらない日もあれば、とても大変な時もありました。

このような病院で10年勤務してきたせいか、その後1年仕事を休み復活した長期療養型病院では、介護がメインでした。医療行為もほとんど決まっているような患者さんばかりで、生活援助をケアワーカーと行っていくのです。私は始め、「何て楽な病院なのだろう、こんな楽で時間に帰れていいのだろうか?」と思ったくらいです。

しかし、他の看護師は「忙しい」「辛い」などを理由に辞めていく人や、「しんどい」と言って勤務中に仕事が終わらない人もたくさんいました。私はそんな中、主任に「総合病院からくると楽でしょ?」と言われました。主任も総合病院からきた人だったので、最初そう思ったみたいです。辛いと言っていた看護師はほとんどが、長期療養型や、ホームなどの経験者ばかりだったのです。私は、総合病院ではとても辛かったことが、長期療養型病院では生かされたのではないかと思います。新人で厳しいことを経験したからこそ、後がとても楽なのです。

長期療養型病院も仕事は様々

前回は、総合病院の中で移動すると、看護の内容やケアが変わる話をしましたが、長期療養型病院も、大きく変わります。

私は始め、長期療養型病院の中のリハビリ病棟にいました。そこの患者さんたちはリハビリを目的とし、最終的には自宅へ帰るか、一人で生活出来るようになり施設に入るかのどちらかでした。そのため、大きな病気をしてきた方でもある程度座れたり、起き上がれたりする人を看護していくのです。そして日中のほとんどが、リハビリ室への移動と起き上がりや、トイレの介助でした。そのため、ナースコールが多いのです。「~をするから手伝ってください」と言うコールです。

患者さんによっては手伝ってはいけなくて、見守るだけの患者さんもいます。根気よく見守るのです。他人からみれば、手伝ってしまった方が早いと思うと思います。患者さんによっては、ベッドから車椅子に乗るまで30分かかる方もいました。「次はこうやって」と言ってはいけない患者さんもいるのです。それが、リハビリなのです。夜勤中もナースコールはとても多いです。コールだけに対応する日もあります。

状態が落ち着いている患者さんばかりの夜勤のときは、医療処置もないのです。巡視をして患者さんが勝手に動いて転倒していないかなどが一番重要でした。昼間にうまくいった方は夜にスタッフを呼ぶのは悪いと、自分で動いて転倒してしまうケースが多いからです。そのため、物音ひとつするだけですぐにその部屋を見つけ出して患者さんを確認するのです。

それにくらべて介護病棟とは、寝たきり患者さんの病棟です。ほとんどの方が意識のない、言葉を話せない、自分で身体は動かせない、食事も自分で食べられないといった患者さんたちです。そのため、患者さんの90%以上はオムツをしています。1時間おきの体位変換(自分で身体の向きを変えることが出来ない患者さんの向きをスタッフが行い、床ずれ防止をする)も、1時間近くかけて行うので、すぐに次の体位変換の時間になります。

そして2時間おきのオムツ交換も1時間以上かけて行うのです。夜勤は体位変換とオムツ交換のみです。もちろん、ナースコールは一切ありません。自分で押せる方がいないからです。そのため、リハビリ病棟とは違う巡視が必要になるのです。患者さんが息をしているか、確認するのです。自分で痰が出せない人はそのつど、痰を管で吸引するのです。

そして食事の介助です。食べられる人は食べさせますが、食べられない患者さんは、点滴はほとんどしていないので、鼻からの管か、胃に直接入れている管から直接流動食を注入します。このような患者さんが病棟の半分を占めるのです。もちろん、これは医療行為なので、看護師1名で30人近い患者さんの食事に関わります。ただ、介護病棟はナースコールがないため、自分の時間配分で看護が行えるのです。どちらの病棟がいいかは、看護師しだいです。

2011年4月5日

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